水曜日のダウンタウンで、日本全国シャッター商店街ランキング

TBSの人気番組「水曜日のダウンタウン」でシャッター商店街が取り上げられました。面白おかしく、時に茶化したりするのかと思いきや、意外な内容でした。

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TBSの人気番組「水曜日のダウンタウン」、2023年9月20日(水)放送分で、シャッター商店街に関する内容が放送されました。

「店舗」分の「シャッター」でキングオブシャッター商店街算出できる説
算出した“シャッター率”をもとに「日本全国シャッター商店街ランキング」を発表!

Tver 「水曜日のダウンタウン」2023年9月20日(水)放送分紹介ページより

撮影許可を得ることが出来た、100m以上の商店街をリサーチ。トップ10を決めるというものです。

10位は、大阪市港区の南市岡11番街でした。番組の中で、営業している喫茶店の方がインタビューで、1980年代のショッピングモールの登場で、シャッター商店街化が進んだと証言。よくいわれている、ショッピングモールによる商店街の衰退ということが、裏付けられた形となりました。

9位は、山形県鶴丘市の、鶴岡銀座商店街。車道を挟んだ400mの商店街ながら、59.8%のシャッター率でした。

8位は、香川県坂出市の、坂出本通り商店街。立派なアーケードがあるものの、シャッター化が進んでいます。

番組では、このようにランキングが発表されていました。1位は、岐阜県柳ケ瀬市の、スタープレイス柳ケ瀬商店街でした。割合は、188店舗中、159店でシャッターが下りていて、シャッター率は84.6%。立派なアーケードがあり、理事長も若い方でしたが、番組の中で理由を説明していました。もともとこの商店街のエリアは花街で、歓楽街として栄えていたものの、2012年に岐阜国体が開催されることになり、街の「浄化作戦」がおこなわれ、風俗店がなくなり、それとともにシャッター商店街に変貌してしまったとのことでした。番組で紹介されるスタープレイス柳ヶ瀬商店街は、大きなビルもあり、とてもシャッター率が番組調べて第1位とは見えません。

2階が住居のため貸し出せないという事情。近年アーケードを撤去したというところ。震災により、人流が代わった場所。一方で、若い方が今までに無い店舗を出店している街。ゆるキャラならぬ、怪獣をイメージキャラクターに活用している例。大型スーパーが商店を誘致し、商店街を形成したものの、そのスーパーが撤退してしまった商店街。全国で悩んでいること、取り組んでいることがコンパクトにまとめられた番組でした。

都内では、複数の自治体で「再開発」が行われています。そして「再開発」というと、災害に強い街を作ることを目的に、狭い道に木造の建築物が密集しているところを壊し、エリアをまとめて、住居と事務所、商業施設を一体とした高層の建物を建設ということが多い。その結果、近隣駅の混雑や、学校などの公共施設の不足などの問題が発生する、ということも多いと感じます。

スタープレイス柳ケ瀬商店街の場合は、再開発ではありませんが、「陰のように存在する猥雑な飲食店があるから、日向の街が栄える」ことがあるのが商店街だと考えます。

この番組の取材に応じた商店街関係者の皆様に敬意を表します。

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